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膜分離活性汚泥法(MBR)

膜分離活性汚泥法(MBR)とは

活性汚泥曝気槽の中に膜モジュールを浸漬して固液分離を行う方法です。

膜分離活性汚泥法(MBR)の特性

  • 沈殿池が不要となり、大幅な設置面積削減が可能
  • 高MLSS濃度(10,000~15,000mg/l)での処理が可能で、高濃度有機廃水にも適用可
  • 沈殿池での沈降不良トラブルがなく、運転が安定し処理水質も良好

処理過程

従来法(活性汚泥法)とMBR法の処理プロセスの差異は以下のようになります。

従来法との処理プロセス比較

従来法
浸漬膜法

処理可能な対象物

BODやSSの除去に適しています。

処理実績

MBR法の実施例

MBR法は、従来の活性汚泥法に比べ、高効率の処理が行えるため、省スペース化が図れます。また、槽の形状によっては、従来の活性汚泥槽にMBRモジュールを追加設置することにより、処理水量の増加が見込めます。

膜分離(MBR)槽の写真
生活排水処理での実施例
MBR装置の写真
MBRモジュールと散気装置
テキストの写真
飲料工場の廃水処理設備

MBR法の実施例

活性汚泥と曝気により有機物の処理を行い、汚泥を膜により分離し透過水を得ます。そのため汚泥沈降不良等による汚泥流出などの問題が発生しません。

配置状況の写真
MBRモジュール配置状況
MBR槽最下部設置の散気装置の写真
散気装置設置状況
MBR槽内水張り後の状況の写真
MBR槽内水張り後の状況

その他の処理方法

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